それまでミゼットなどの3輪、4輪の商用車を手掛けてきたダイハツが、初めて生産した量産乗用車が、このコンパーノです。ただし、最初にデビューしたのはやはり商用車であるバンタイプでした。当時は乗用車よりも商用車の方が多く、ダイハツとしては、それまで実績のあった商用車市場での反応を確かめてから乗用車を発表するねらいでした。
この車名はイタリア語で「仲間」を表しています。この車はかなりイタリア風になっていて、デザインはフェラーリやマセラティも手掛けたヴィニャーレが担当しました。インテリアもイタリア風にまとめられています。
1964年には商用車のバンをアレンジし2ドアセダンにした「ベルリーナ」が登場し、さらに翌年、オープンカーであるスパイダーも登場しました。
ただ当時の小型車市場はカローラやサニーが優勢をしめ、コンパーノは次第にその存在が薄くなってしまい、ついに1969年には姿を消しました。
ただ特筆すべきことは、このコンパーノは日本車で初めてイギリスに輸出された車だということです。
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